保険相談

友人が保険に入っているという事で、何も考えていなかった自分に危機感を感じ、保険の相談を受けに行った。

どうせ押し売りされるのだろうと警戒して挑んだが、見事に打ち砕かれた。

さすがプロ。信頼させる語り口で楽しく保険について説明してくれた。

そもそも、保険のほの字も知らない僕は、初心者丸出しでとても恥ずかしかった。

しかし、何も気にしない素ぶりがまず素晴らしかった。話が上手い人とはこういう人なのだろう。

さて、保険について。

銀行の金利すら知らなかったのだが、そもそも保険は必要な人が使えばメリットになる、という事であった。(お金の回し方ということなので、掛け捨ての説明はほぼ受けていない)

仮に、病気や事故、死亡した時の葬式代など、数百万が必要だと感じる人であれば、若いうちに入るに越したことはない。

なぜなら、若い方が総額が安く済むからだ。

今後の人生で、必ずいつかは保険に入ると思っているのであれば、若いうちに入るべきである。

僕もこの考えだったのだが、そもそも急な費用は自分で用意しておけば保険の必要がなくなるため、保険に入らなくて良いという結論に至った。

次に、貯蓄について。

保険を契約年数払い終えしばらくすると、金利が100%を超えて行くようになる。

ここまできてついてに保険がメリットへと変わる。

といっても、5〜10年は払い続けなければ元手が取り返せないので、長い年月縛られたくない人は株式や信託にお金を回すべきとのことだ。

もっともベストな選択は様々な運用に細かく手を出すことである。

例えば、保険・株式・信託の3本柱で運用していたとする。

このうち、株式で失敗したとしても保険と信託の運用が残っている為、失敗を補えるとのことだ。

3本全てが同時に倒れることはなく、どれか1つが突飛した場合には他を補填していける。

銀行の金利は0.01%。銀行貯金がいかに無駄であるかがよくわかった。

しかし、ここまで話を聞いたところで、明日の食費にさえ困窮している僕には運用に回す金などないわけだが。