失業手当

失業手当を申請しにハローワークへ行ってきた。

僕と同じように死んだ顔をした人が集まっていて、一体これから何が始まるのだろうとワクワクした。

可愛い子もいっぱいいた。彼氏と来んなよ。ハローワークでデートって楽しいのかよ。

まずはハローワークの受付をするらしく、しばらく待っていたらブースに呼ばれた。

50代くらいの髪を茶髪にしたおっさんでテンションが下がった。

見た目通りの事務的な対応だった。

僕は人間が出来ているので、始まりによろしくお願いしますと言った。

はいどうもと返された。

説明後にありがとうございますと言ったら次の方どうぞと言われた。

せっせと働く良い方である。

次にお目当ての失業手当の手続きに入った。

パーマをかけたいけすかない野郎だった。

早口で何を言っているのか理解出来ず、度々質問したがその度に嫌な顔をされた。

堪忍袋の尾が切れた僕は一発かましてやった。

それでも態度を改めなかったので、本腰をいれてぼこぼこにした。

ふぉめんなひゃい、もうふぁめちゅえ、ひゅんじゅゆ

などとふざけ始めたと思ったらピクピクと痙攣したのち静かになった。

その後はずっと無視されたので帰ることにした。

今日は運動したから拳が痛い。

ゆっくり休もうと思う。

明日から始まる黒い砂漠モバイルが楽しみだ。