アメリカンアニマルズ

5時に目が覚めたので映画を観に行くことにしました。

1つは以前から観たかったアメリカンアニマルズ。

もうひとつは、時間がちょうどよかった、ぼくはイエス様が嫌い。

 

珍しく日比谷の方まで足を伸ばして、時間ピッタリに劇場に着いた。

しかし、チケットを購入できなかった。

どうやら、ぼくはイエス様が嫌いはアカデミー対応作品ではないようだ。

こりゃやられた。めちゃめちゃ観たかったわけではないが、こうなるとそれはそれで悔しいぞ。

 

さて、2時間なにしようか。

カップルの隣に腰掛けて悩む。

リュックにはカメラと文庫本。

ぼくは日比谷公園を散策することにした。

普段手ぶらな僕だが、今日は珍しくリュックを背負っていたのだ。

なんて運がいい日なんだろう。

2時間をゆっくり過ごして、有楽町へ向かう。

途中で、おや…という気になったが、劇場に着いて確信した。

そこは、2年前によく遊んでいた年上のお姉さんと一緒に来た映画館だった。

受付でメンバーズカードを勧められたが、「こんな所にある映画館、めったにこないよね」と笑い合った。

事実、2年ぶりだった。

 

アメリカンアニマルズは事実に基づいた作品だ。

今を漠然と生きる大学生4人が、大きい事をしでかそうと、1200万ドルの価値ある本を盗む物語。

映画の真似事で準備を進め、いざ結構するのだが、なにぶん実際にあった物語なだけに緊張感がハンパない。

見ていてこっちが吐きそうになった。

まだ毛も生えそろってないクソガキのころ万引きで捕まった経験を思い出した。

当然、4人は捕まり約7年の実刑がくだされる。

現在の彼らにインタビューするのだが、なんだかんだ皆平凡な人生を歩めているようだ。

ウォーレンの、嘘か真実かわからないラストも好きだ。

どうだろうと、俺を信じるしかない。

 

ヤンシナは見事に落ちた。

やっぱり悪い日だ。

ふぁっく…ファッキュー