今日も嫌がらせ弁当
あまり期待しないで観に行ったら、めちゃめちゃよかった。
あらすじは、反抗期の娘と、娘に素直になってもらおうと嫌がらせのようにキャラ弁やメッセージ入りの弁当を毎日作る母の物語。
話は単純で、次の展開も読めてしまうのだが、
最後の弁当シーンには涙が溢れてきた。
それは卒業式の日で、母も意気込んでいたのだが、突然の病に倒れてしまう。
症状は脳卒中の初期という、まぁまぁ重い病気だったのだが、母はこっそりと家に帰り弁当作りを開始する。
そして卒業式。
娘が特大サイズの最後の弁当を開くと、そこには卒業証書のキャラ弁が。
母の思いを感じ、涙を流しながら、大口で食べるのだった。
パニック障害で、高校時代に弁当を食べたことのない僕は、嫌がらせ弁当を渡されてもきちんと完食できるのが羨ましくてしかたなかった。
ああ、同級生と机くっつけて弁当一緒に食べたいなぁ。