くたばれあまじょん

シルバーを頼んだらブラックのカメラが届いた。

とても憤りを感じ、交換処理をした。

無事、交換処理が完了して、金曜日に届く予定だった。

確認したら交換した商品もブラックだった。

我慢できずにアマゾンのカス専(カスタマーセンターの略)にチャットで怒号を浴びせた。

担当のO崎も怯まず、「ぼくまちがってないもん」の一点張りだ。

どうやら、商品ページのカラー選択と、実際に選択されるカラーに違いが生じるようだ。

そこを問い詰めたところ、今後に活かしますとだけ言われ、結局交換は出来なかった。

アマゾンがきゅうじゅうきゅうぱー悪いのに、何も解決策を見出すそぶりすらなく、

結局新たに商品を購入し、今あるものは返金処理をおこなうことになった。

ちなみにこの案はぼくが提示したものだ。

ぼくは普段ふざけているが、奴らもふざけたおしている。

最後に皮肉を込めてお礼を伝えると、急に態度を改めてきた。

はじめて彼の本心を聞いた気がした。

そこで気が付いた。彼は悪くないのだ。

彼もまた、大企業とクレームに挟まれた被害者の一人だったのだ。

僕は改めて、今度は心を込めてお礼を伝えた。

彼はすでにチャットにはいなかった。