ウェスティングゲームまく子

映画を二本見た日になった。

一本目は、図書館でたまたま見かけて借りた映画ウェスティングゲーム。

資産家のウェスティングが謎の死を遂げ、16名の遺産相続人が集められる。

遺言により、それぞれ二人一組のチームとなり謎を解いたものが遺産を相続できるため、知恵と工夫を武器に謎に挑み競い合うストーリーだ。

16人のほかに、周辺キャラクターも出てくるため、かなり登場人物が多いのに、困惑することなく観れた。

これが、キャラが立っているということなのだろう。

16名が競い合うといっても、血や暴力的なシーンはなく、緊張感も少ないが穏やかな気持ちで見られる映画だった。

全体的に色味が暖かいのもあるとおもう。

 

記事を一本書いた後、映画の時間を調べたらテアトル新宿で上映される、まく子という作品がピッタリだったので観に行くことにした。

まく子

温泉街に暮らす小学生の男の子が、突然やってきただいぶ変わった転校生の女の子と出会うボーイミーツガールだ。

温泉街の雰囲気が好きで、風邪も引いているしちょうどいいかなと思ったのだが、自分の思い描く温泉街よりも寂れていた。

また、ヒューマンドラマかと思いきや宇宙人とか出てきてついていけない所もあった。

主人公の男の子の成長期の悩みや、草なぎ剛の演技が人間らしくて好きだ。

あんな大人の男に絶対なりたくないと思っていたのに、些細な出来事だけで心を許してしまうところが割り切れない人間関係ぽくて良かった。

誰でも再生できるというテーマなのだろう。

おにぎり食べたくなり、家に帰るとさっそく作った。

手を水で濡らし、思い切り手を叩くと感覚が麻痺して熱くないとの事で、試してみると確かに熱くなかった。

 

テアトル新宿の雰囲気は好みだ。

アカデミー会員証をチラつかせただけで、察してくれたり、支配人らしき人やスタッフもせかせかと働いていた。

お客もみな映画を楽しみに見にきたというかんじだった。

TOHOが映画料金を百円値上げするとの事で、少しでも業界に貢献しようと思い、ドリンクを頼むことにする。

さくらジンジャーエールは炭酸入りのスポーツドリンクの味だった。

中学生の頃に流行った飲み物だ。

当時は革新的だとおもった。

いまは飲みたいとは思わない。

ちなみにポカリ派だ。